たまごリュウ だいぼうけん
つかいかた(せんせい用) 試用版
1. どんなゲーム?
ひらがなを「読んで、絵とむすびつける」練習をするゲームです。ゆっくり学ぶ子や1年生が、自分の力で楽しく続けられるように作りました。
- のはら → かわ → やま → うみ → かざん → そら → うちゅう の7つの場所を、乗り物で旅します。
- 場所ごとに、たまごを見つけて、あたためて、リュウをうまれさせます。7ひきそろうとエンディングです。
- 問題は「ことばを見て絵をえらぶ」と「絵を見てことばをえらぶ」の2種類。答えは4つの中から1つをタップします。
- 正解には大きな赤い○が出るので、音を消した教室でもわかります。
- まちがえても、しかられません。ハートが減って、なくなると「よくがんばったね!」と出て、すぐにもう一度できます。
はじめの画面。はじめるで出発。右上の歯車が、せんせい用の入口です。
2. あそびかた(子どもの流れ)
① 世界地図
はじめるをおすと、短いオープニングのあとに世界地図が出ます。まだ行っていない場所は、名前のない灰色の丸です。行ける場所をタップするか、下の▶をおすと、その場所に入ります。
世界地図。いま「のはら」に気球がいます。左上の↩で、はじめの画面にもどれます。
② 場所の画面と、4つの場面
1つの場所には4つの場面があり、順番に進めます。場面をクリアするごとに、たまごが見つかり、あたたまり、リュウがうまれます。
| 場面 | 問題の形 | 速さ | クリアの条件(はじめの設定) |
| 🎈 しゅっぱつ | ことばを見て、絵をえらぶ | ゆっくり(時間なし) | 20問 正解 |
| 🔍 たまごさがし | ことばを見て、絵をえらぶ | はやく(30秒) | 30秒の間に 10問 正解 |
| 🥚 あたためる | 絵を見て、ことばをえらぶ | ゆっくり(時間なし) | 20問 正解 |
| ✨ うまれる | 絵を見て、ことばをえらぶ | はやく(30秒) | 30秒の間に 10問 正解 |
問題の数や秒数は、せんせい用の設定で変えられます(4章)。
場所の画面。大きなボタンに、次の場面の「ゆっくり/はやく」と問題の数が出ます。4つの丸が場面の進み具合です。
③ 問題の画面
上に問題、下に4つの答えがならびます。ことばはたて書きです。右上のハートが「あとなん回まちがえられるか」です。
「ことばを見て、絵をえらぶ」。上のことばを読んで、あう絵をタップします。
「絵を見て、ことばをえらぶ」。ことばは1だんにならび、たて書きです。
「うみ」から先(つまる音・のばす音・ねじれる音)では、「じっけん/じけん/じっげん/じつけん」のように、書きまちがいの中から正しいものをえらぶ問題になります。
- 正解すると赤い○が出て、上のバーが進みます。場面の絵(乗り物やたまご)も少しずつ変わります。
- まちがえるとハートが1つ割れ、乗り物が少しダメージを受けます。問題はそのままなので、正しい答えを見つけるまで続けられます(ただし、その問題は正解の数には入りません)。
- にたことば(「いぬ」と「いす」など)は、同じ問題の中には出ません。
- 左上の↩で、いつでも場所の画面にもどれます(そこまでの記録は残ります)。
④ ハートがなくなったとき、時間切れのとき
「よくがんばったね!」と出て、もういちどですぐにやり直せます。そのとき、いちばん多く正解した数が「さいこうきろく」として場所の画面に残ります。記録を超えたときは「おめでとう!!さいこうきろく」、同じ数なら「すばらしい!」、あと1問だったときは「よくがんばりました!」と、ちがうお祝いが出ます。
ゲームオーバーの画面。しかる言葉は使いません。
⑤ クリアと、次の場所へ
4つの場面がおわると、リュウが名前つきでうまれ、つぎは ○○のボタンが出ます。おすと世界地図にもどり、乗り物が次の場所へ飛んでいきます。うみでは潜水艦、かわではボート、うちゅうではロケットに乗りかえます。
クリアした「のはら」。くさりゅうがうまれました。
- クリアした場所は、世界地図からもう一度入って、もういちど ▶で遊び直せます。リュウはそのまま1ぴきです。
- 7つめの「うちゅう」をクリアすると、🎉のボタンからエンディングが見られます。
3. 7つの場所と、出ることば
場所が進むほど、ことばがむずかしくなります。ぜんぶで438のことばが入っています(2026年9月現在)。絵は、ゆっくり学ぶ子がよく使う「ドロップス」の絵と、この教材のために描いた絵です。
| 場所 | 出ることば | ことばの数 | うまれるリュウ | 乗り物 |
| のはら | 2文字のことば(あし・ねこ・かさ…) | 71 | くさりゅう | 気球 |
| かわ | 3文字のことば(うさぎ・りんご・すいか…) | 70 | みずりゅう | ボート |
| やま | 4〜5文字のことば(くつした・ひまわり…) | 67 | いわりゅう | 気球 |
| うみ | つまる音「っ」(しっぽ・はっぱ・らっこ…) | 57 | うみりゅう | 潜水艦 |
| かざん | のばす音(おとうさん・せんせい・ふうりん…) | 59 | ほのおりゅう | 気球 |
| そら | ねじれる音「ゃゅょ」(くじゃく・ちゃわん・にんじゃ…) | 58 | くもりゅう | 気球 |
| うちゅう | ねじれてのばす音(ぎゅうにゅう・しょうゆ・きょうりゅう…) | 56 | ほしりゅう | ロケット |
選択肢のくふう
「のはら」「かわ」「やま」では、まちがいの答えも本当にあることばです。「うみ」から先では、正しいことばの書きまちがい(「っ」がぬけている、「ゃ」が大きい、のばす音がちがう、など)が選択肢になります。ことばの形をよく見る練習になります。
4. せんせい用の設定
歯車をおすと出る画面
はじめの画面の右上の歯車をおします。ここは、だれでも開けます。
せっていの画面。デモモードと、せんせい用の入口だけがあります。
| デモモード | オンにすると、どの場面も3問でクリアできます。子どもに流れを見せるときや、先生が試すときに。オンの間は画面に「デモモード」と出ます。パスワードはいりません。 |
| せんせい用(パスワード) | せんせい用パスワードを入れてはいるをおすと、次の「せんせい用 せってい」が開きます。パスワードは、このゲームを管理している人(なんとなくわかる教育研究所)から聞いてください。 |
せんせい用 せってい の画面
せんせい用の画面(上の方)。この下に「がくしゅうの きろく」が続きます。
| ゆっくり の もんだいの かず | 「しゅっぱつ」「あたためる」で何問正解したらクリアか(はじめは20)。1〜50。 |
| はやく の もんだいの かず | 「たまごさがし」「うまれる」で何問正解したらクリアか(はじめは10)。1〜30。 |
| はやく の じかん(びょう) | 「はやく」の制限時間(はじめは30秒)。10〜120秒。 |
| ミスできる かいすう(ハート) | 何回まちがえたら終わりか(はじめは3)。1〜9。 |
| デモモード | 上と同じもの。 |
| ロック(ここまで いける) | 場所の名前をおすと、そこまでしか進めなくなります。ロックの先の場所は、地図で🔒つきの灰色になります。授業でみんな同じところまで進めたいときに。「うちゅう」を選ぶとロックなしです。ロックされた最後の場所も、「もういちど」で遊び直せます。 |
| クラスを つくる | ほかの先生や学校全体に配るための機能です。5章で説明します。 |
| がくしゅうの きろく | このタブレットで遊んだ記録です。場所ごとの表(遊んだ回数・クリア・正解・まちがい・正解率)、よくまちがえることば、1回ごとの一覧(日時・場所・場面・ゆっくり/はやく・結果・正解/目標・まちがい)が見られます。 |
| きろくを コピー | 記録を表の形でコピーします。エクセルやスプレッドシートに、そのまま貼りつけられます。 |
| がくしゅうの きろくを けす | 記録だけを消します。ゲームの進み具合(リュウ)は残ります。 |
| ゲームを さいしょから やりなおす | 進み具合を消して、地図のリュウをぜんぶもどします。次の子にタブレットを渡すときなどに。 |
| もんだいの せっていを はじめに もどす | 問題の数・秒数・ハートを、はじめの値にもどします。 |
大切:ふつうのURLで変えた設定は「そのタブレットだけ」
https://nanto79.com/tamago/ を開いて変えた設定は、そのタブレット(そのブラウザ)の中にだけ残ります。ほかのタブレットや、ほかの学校には影響しません。目の前の子どもに合わせて変えるのは、これで十分です。
クラス全員のタブレットに同じ設定をかけたいときは、次の「クラスをつくる」を使います。
5. クラスをつくって配る
クラス用のURLをつくると、そのURLを開いた子ども全員に、同じ「問題の数」「ロック」がかかります。先生が自分のタブレットでロックを変えると、子どもたちのタブレットにも、次に開いたときから同じロックがかかります。
- https://nanto79.com/tamago/ を開き、歯車 → せんせい用パスワードで入ります。
- 「クラスを つくる」の欄で、クラスコード(半角の英数字。例:1nen2kumi)と、クラスの パスワード(4文字以上。自分で決める)を入れてつくるをおします。
- 「くばるURL」が出ます。例:https://nanto79.com/tamago/?c=1nen2kumi これを子どものタブレットのブックマークやホーム画面に入れます。
- 子どもは、そのURLを開くだけです。パスワードはいりません。
- 先生が設定を変えるときは、同じクラスのURLを開いて、歯車 → クラスのパスワードで入ります。画面の上に「クラス:○○ くばるURL:…」と出ていれば、そのクラスの設定を変えているところです。変えると、すぐに保存されます。
- ほかの先生にまかせるときは、「くばるURL」と「クラスのパスワード」の2つを渡します。その先生は、自分のクラスの設定だけを変えられます。
気をつけること
- クラスの設定を変えられるのは、そのクラスのパスワードを知っている人だけです。せんせい用パスワード(入るためのもの)では、ほかの人のクラスは変えられません。管理している人にも変えられません。
- クラスのパスワードを忘れると、だれにもわかりません。そのときは、新しいクラスコードでつくり直して、URLを配り直してください。
- 同じクラスコードは2回つくれません。もう使われているときは「べつのコードにしてください」と出ます。
- クラスのURLで開くと、設定はサーバーのものが優先されます。子どものタブレットで変えても、次に開いたときにクラスの設定にもどります。
- サーバーに置くのは、クラスの設定(ロック・問題の数・パスワードの暗号)だけです。子どもの記録や名前は、サーバーには送られません。
6. 記録や進み具合は、どこに残る?
| 進み具合(どこまで行ったか、リュウ) | そのタブレット(そのブラウザ)の中。ふつうのURLとクラスのURLで共通です。 |
| さいこうきろく | そのタブレットの中。 |
| がくしゅうの きろく | そのタブレットの中。最近の800回分まで。 |
| 問題の数・ロックの設定 | ふつうのURLなら、そのタブレットの中。クラスのURLなら、サーバー(クラスごと)。 |
- 同じタブレットを何人かで使うと、記録は混ざります。ひとり1台がいちばんわかりやすいです。一人終わるごとに「ゲームを さいしょから やりなおす」をおせば、進み具合はもどせます(記録は残ります)。
- ブラウザの「閲覧データを消す」「サイトのデータを消す」をすると、進み具合も記録も消えます。
- ちがうブラウザ(Chrome と Safari など)で開くと、別のタブレットとして扱われます。
7. こまったとき
- 音が出ない
- 画面を一度タップしてから音が出るしくみです(ブラウザの決まりです)。それでも出ないときは、タブレットの消音スイッチや音量を見てください。音がなくても、正解の赤い○で進められます。
- 画面の下が切れる
- 横向きで使ってください。それでも切れるときは、ブラウザのアドレスバーを小さくするか、「ホーム画面に追加」して開くと、画面いっぱいになります。
- ロックをかけたのに、子どものタブレットにかからない
- 子どもが開いているのが、ふつうのURL(?c= のないもの)かもしれません。クラスのURL(…/tamago/?c=クラスコード)を開いているか、確かめてください。設定は、ページを開き直したときと、場所に入ったときに読みこまれます。
- 「サーバーに つながっていません」と出る
- インターネットにつながっていないか、少しの間サーバーが返事をしていません。ゲーム自体は遊べます。つながっている間に、もう一度開いてください。
- クラスのパスワードを忘れた
- 取り出す方法はありません。新しいクラスコードでつくり直して、URLを配り直してください。
- 「せんせい用」に入るパスワードがわからない
- 管理している人(なんとなくわかる教育研究所)に聞いてください。ページの中には書いてありません。
- 次の子に渡したい
- 歯車 → せんせい用 → 「ゲームを さいしょから やりなおす」で、進み具合をもどせます。記録も消したいときは「がくしゅうの きろくを けす」も押します。
- 同じことばばかり出る気がする
- 1回の場面の中では、同じ問題は2回出ません。ことばを全部出しきったときだけ、また最初から出ます。
8. 動く環境と、おねがい
- タブレット・パソコン・クロームブックのブラウザ(Chrome、Safari、Edge)で動きます。アプリの追加はいりません。横向きがおすすめです。
- インターネットにつながっている必要があります(絵を読みこむため)。
- これは試用版です。ことばや絵、動きは今後も変わります。気づいたことがあれば教えてください。
- 学校や学級での利用は自由です。ゲームや絵を、ほかの場所に転載・配布することはご遠慮ください。
9. ローマ字版について
同じゲームの「文字だけローマ字」の版です。場所・ことば・絵・4つの場面・せんせい用の設定・クラスの仕組みは、ひらがな版とまったく同じです。国語3年で習うローマ字を「読む」練習に使えます。
ローマ字版のページ:https://nanto79.com/tamago/romaji/
問題の形
- 「ローマ字を見て、絵をえらぶ」:上に hana のようにローマ字が出ます。
- 「絵を見て、ローマ字をえらぶ」:絵のとなりに、ひらがなもそえて出ます(例:🌳 もり)。ひらがなを読んで、ローマ字の書き方をえらぶ練習です。
- 「うみ」から先は、ひらがな版と同じく、書きまちがいの中から正しいものをえらびます(例:neko/nekko/nekkoko)。
書き方のきまり
| 基本 | 国語の教科書の書き方(訓令式)です。し si・ち ti・つ tu・ふ hu・じ zi・しゃ sya・ちゃ tya・じゃ zya。 |
| ヘボン式への切りかえ | 歯車の画面(と、せんせい用の画面)にある「ローマ字の 書きかた」をおすと、ヘボン式(shi・chi・tsu・fu・ji・sha・cha・ja)に切りかわります。クラスのURLでは、クラス全員に同じ書き方がかかります。 |
| のばす音 | 母音の上に ^ をつけます。おとうさん otôsan、おおきい ôkii、くうき kûki、おねえさん onêsan。「えい」は ei のまま(せんせい sensei)。ことばの終わりの「いい」は ii(おおきい ôkii)。 |
| つまる音「っ」 | 次の字を重ねます。きって kitte、がっこう gakkô。ヘボン式の ch の前は t(まっちゃ matcha)。 |
| はねる音「ん」 | n と書きます。次に母音や y が来るときは n' で区切ります。 |
ひらがな版とは別に数えます
進み具合・さいこうきろく・がくしゅうの きろく・設定は、ひらがな版とローマ字版で別々に残ります。クラスも別に作ります(ローマ字版のページで「クラスを つくる」)。せんせい用に入るパスワードは同じです。